テキスト見本

書評、映画、時々コンピュータです。北欧の端っこで高校生が更新してます。

【留学】語学に使える拡張機能、オンラインサービス

 

自己紹介、みたいな?

唐突ながら自分は非英語圏に留学しているものです。フィンランドエスポーという首都郊外の町で、交換留学生として現地の高校に通っています。

もちろん授業はフィンランド語で行われるのですが、授業に関する書類はパソコン上にあるので、それを機械翻訳に通してしまえば大体の何をすればいいかはわかります。また殆どの先生は英語が使えるので、相談して英語の課題を用意してもらったりと学びの多い学校生活を営ませてもらってます。

英語を使って何かを調べる機会は増えましたし、授業で扱う課題の中には英語で書かれたものも多くあります。内容は学術的なものがほとんどなので、知らない単語がかなりの割合で出てきます。電子辞書や紙の辞書で調べてもいいけど、どうせならブラウザ上で全部済ませたい、ということでGoogle Chrome拡張機能やオンラインのサービスに頼ることにしたわけです。じゃあさっそく見ていきましょう。順番は適当。

1.英語だけじゃない!Google Translate (WEB版/拡張機能版)

translate.google.co.jp

chrome.google.com

はい。なんやかんや言って最強です。

自分はもっぱらフィンランド語を英語や日本語に訳すときに使っています。翻訳は必ずしも正確とは限りませんが英語以外の言語を日本語に訳すなら最も早くて楽です。

便利ポイント1: 文章をそのまま訳せる

Google翻訳はある単語を別の単語に訳すという辞書的な使い方には向いていない気がします。そういったオンラインの辞書サービスにはWeblio(日英)やbab.la(対応言語多数)などがあるのでそちらを使ったほうが正確です。

Google翻訳が真価を発揮するのは長い文章の大雑把な意味を知りたいときです。逆に正確な翻訳を求める場合は時間はかかりますが、一語一語丁寧に翻訳しています。

便利ポイント2: 格変化に強い

オンライン辞書や電子辞書に載っている単語というのは基本原形です。英語のように原形がある程度推測できるならまだしもフィンランド語のように動詞の格変化が30種類あるような言語になるとそもそも辞書を引いてもヒットしないなんてこともよくあります。

Google翻訳は莫大な量のWebぺージを解析して頻度ごとに意味づけを行っているので、格変化後の形であっても大体翻訳できます。

便利ポイント3: 画面遷移をしなくていい

これはWEB版のGoogle翻訳にはない拡張機能版独自の特徴です。

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画像を見ればわかる通り、翻訳したいテキストを選択してから拡張機能のアイコンを押すと、翻訳結果がポップアップとして表示されます。

普通のGoogle翻訳では別のタブでアプリを開き、そこにテキストを張り付けて翻訳する、と少々手間がかかりますが、これなら時間短縮にもなりますね。

読み込み時間もかなり短いので翻訳結果が出るまで待つ必要もありません。

詳しい使い方はほかの方の記事で詳しく解説されているのでそちらをご覧ください。

https://yaruzou.net/google-translate-extension

2.英文書くならGrammarly (WEB版/拡張機能版)

app.grammarly.com

chrome.google.com

個人的にすごいお勧め。これは英文を読むだけではなく英語を使って文章を書くという人すべてに使っていただきたいサービスです。

このサービスは英文を書くためのエディターと自動校正機能が一体となった執筆補助ツールといった感じです。英作文に役立つ便利機能が多数備わっているので、無理せずライティングスキルを向上させることができます。

便利ポイント1: 校正機能

英作文を書くときどうしても忘れがちなのが冠詞やカンマといった細かい文法事項。またついついしてしまうスペルミス。意識せずに書くとガタガタの読むに堪えない英文になってしまいます。

Grammarlyは文法的な間違いやスペルミスを発見すると該当箇所をハイライトして、修正案を提案してくれます。(画像拡大推奨)

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画像をよく見てみると気づくかもしれませんが、使える校正機能には限りがあり、Word Choice (言葉選び) や Punctuation in Compound/Complex Sentences (複合文における句読点) なんかは有料会員専用の機能となっています。ただ無料版の機能だけでも十分使う価値はあります。

便利ポイント2: 類義語 (Synonym)検索機能

英作文では同じ単語を繰り返し使うことは避けるべきだといわれますがGrammarlyを使うと同義語を簡単に表示させることができます。

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画像では基本的な単語であるgreatの類義語を表示させています。単語の用法ごとに別々に表示してくれるのが便利ですね。これを使えば文章に変化をつけることができます。またこの単語はこういう風に言い換えが効くのか、と勉強になることも多いです。

便利ポイント3: スコアリング

 GrammarlyにはSet Targetという機能があり、専門的な文章、アカデミックな文章、カジュアルな文章というように文章の目的や対象となる読者を設定することができます。

また書いた文章に対してPerformanceという点数がつくので、自分の文章力の指標になります。

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4.高速ポップアップ辞書!Mouse Dictionary (拡張機能)

qiita.com

カーソルを英文に合わせることで訳を表示できるポップアップ辞書です。似たような拡張機能としてWeblioポップアップ英和辞典がありますが、僕は最近こっちを愛用しています。上のリンクから詳しい使用法を見ることができます。

便利ポイント1: 自分好みの辞書データを使える

この拡張機能は、手元にある辞書データを読み込むことで機能するようになります(辞書データは別途入手する必要あり)。なので、自分が使いたい辞書を自由に導入することができます。フォーマットによっては使えない場合があるので注意しましょう(自分は作者と同じように英辞郎を使っています)

便利ポイント2: とにかく早い

他のポップアップ辞書と違いローカル環境に辞書データを保持しているため、ネットワークを介さない高速な参照が可能になっています。前まで使っていたWeblioポップアップ辞書には読み込みに少し時間がかかるという難点がありましたがこのMouseディクショナリーはマウスオーバーとほぼ同時に訳が表示されるのでストレスなく英文を読むことができます。

おわりに

実はこれが初めてのブログです。文章の書き方のコツとかわかってないので読みづらい文章になってたらすみません。

この記事で紹介しているサービスがみなさんの語学学習の助けになったら幸いです。

それでは!